「お客様は神様だろ!」に言い返す3つの方法【カスハラ対策】

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お客様は神様に言い返したい人へ

お客様は神様だろ!なんとかしろ!

いや、それお客さんが言う言葉じゃないんだけどな…

って心の中では思ってるけど、

申し訳ございません…

と言うしかない。

こんなクソ客に謝るなんて…悔しいですよね。

また神様と思ってるお客が来たらどうしよう…

なんて接客するのも嫌になってしまいますよね。

正直なところ

自分でお客様は神様と思ってるような客を相手にする必要はないです。

でも、やっぱりそこは仕事。

来てしまったら対応しないといけない。

謝ったらつけあがるし、言い返したらもっとこじれそうで…

接客することが怖くなってませんか?

大丈夫です。

「お客様は神様」という言葉を盾に振りかざしてくる客には、正しく言い返す方法があります。

この記事では、

  • 「お客様は神様」という言葉の本当の意味とは?
  • お客様は神様客(笑)の正体と、その心理
  • 実際に使える神様客への言い返し方

をまとめています。

この記事を読み終わる頃には、神様だと思ってる客の対応に余裕が出てくるはずです。

目次

まずこのカスハラ動画を見てください【激オジくん】

激オジくんの動画でも、コンビニのレジが遅くて怒る

まさにカスハラのテンプレのようなタイプのおっさん客を再現しています。

この動画のような行為は、カスタマーハラスメント(カスハラ)にあたる可能性…

なんてことは散々テレビでもネットでも言われてること。

なのにこういった自分は客だから神様と思って、店員に謝罪や謝罪以上のことを要求するような人

いまだにいます。

こういった客の要求に応えてしまうと、どんどん調子に乗ってしまう。

だからこそ、接客する側も一線を超えてくる客に対応する力が必要なのです。

ちなみに最近だとこんな話題も。

▼大御所芸能人の黒沢年雄さんが常連なのに…と嘆いていたのだが世間の反応は…

《ひとりのお客を逃しましたね(笑)》

出展:女性自身

「お客様は神様です」って、そもそも誰がどういう意味で言い始めた言葉?

「お客様は神様です!」

実はこの言葉、元々は演歌歌手の三波春夫さんが言い始めた言葉なんです。

三波春夫さんといえば、1970年の大阪万博のテーマソングでもある

“世界の国からこんにちは”を歌っていた演歌歌手です。

「歌を歌うときには、神前で祈るときのように雑念を払い、お客様に向き合わなければならない」

という、演者側の心構えとして使った表現です。

「神様のように崇めなさい」という意味ではなく、「神様の前に立つくらいの緊張感と真剣さで歌に臨む」という、自分への戒めの言葉なんですよね。

つまり、客が自分の要求を通すために使う言葉では一切ありません。

三波春夫さん本人も生前に「お客様を神様と見ているわけではない」という趣旨の発言をしています。

例えば買い物客が「お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様は神様でしょ?」という風になり、クレームをつけるときなどには恰好の言い分となってしまっているようです。店員さん側は「お客様は神様です、って言うからって、お客は何をしたって良いっていうんですか?」と嘆かれています。

引用元:三波春夫オフィシャルサイト

三波春夫さんオフィシャルサイトにも書かれているように、

お客様は神様です!という言葉がいつの間にか

客だから何したって良いだろう!

と、まったく違う解釈で認識してしまっている人もいるのです。。

ちなみにお客様は神様というような考え方は日本特有で、

海外では「お客様は神様」的な概念はほとんどないんです。

欧米では客と店は対等な関係が基本。

日本だけがなぜこうなってしまったのか…という話はまた別の機会に。笑

体験談:「お客様は神様だろ!」と言ってくる人の正体がヤバかった。

お客様は神様だろ!

的な人に、私が遭遇したときの体験談を紹介すると…

会社で何度もクレームの電話とかを受けたことがあり

「自分は神様だ!」

と思ってる人からのクレームにも何度か対応したことがあります。

そのクレーム対応をした時に思ったのが、

こういう人に限って間違った法律をめっちゃ出してくるよな…

結局謝罪してほしいよりも文句を言って得をしようとするよな…

ということです。

私が以前遭遇したのが、某ファストフード店で、セットメニューのポテトが1個足りなかったと

店員さんを怒鳴っているおっさんがいました。

客にどういう態度やねん!

と、店員さんに向かって大声で怒鳴りまくっていたんです。

店員さんは丁寧にポテトが足りなかったことを誤ってました。

まぁ…おっさんの怒り方からすると本当に足らなかったとは思うんですが、真実はわかりません。笑

こういう怒り方する人って興奮してるから、結局のところナニが良いたいのかよくわかんないんですよね。笑

でもよく聞いてると…

そのおっさんが最終的に求めていたモノ。それは、

「足らなかったポテトを補充してほしい」ではなく

「買った商品の代金を全額タダにしてほしい」

だったんですよね。

ポテト1個が入っていなかったことを口実に、全額返金を要求していたわけです。

「お客様は神様だろ!」という言葉は、こういう人たちにとって自分の無理な要求を通す魔法の言葉として使われています。

こういう人たちに共通する特徴を言うと

「大声で怒鳴れば何でも通る」

「店員には頭を下げさせるのが当然だ」

と本気で思っているタイプが多いです。

最近のテレビやネットで言われてるカスハラと言う言葉が、

自分のはクレームでお店や店員のやめにやってると本気で思いこんでたりします。

要するに「言葉の意味も知らずに振りかざしているだけ」なんです。

それに加えて、結局のところ付け入る隙を見つけて自分が得したい

という人が多いんです。

厚生労働省によると、カスハラとは「顧客等からの著しい迷惑行為」のことで、大声での罵倒・脅し・過大な要求などが含まれます。

あわせて読みたい
パワハラ上司を辞めさせたい!実際に使える5つの手順
横暴な態度で周囲を支配しようとするタイプへの対処法はこちらも参考に。


「お客様は神様だろ!」に言い返す前に知っておくこと

まず大前提として、明らかにカスハラと言う場合、対応しているあなたは何も悪くないです。

「お客様は神様です」という言葉にはもちろん法的な根拠なんて無いです。

お客様だからといって要求をすべて飲まなければいけない義務もあなたには一切ありません。

そのうえで、神様だと思っている客に言い返す前に知っておいてほしいことが3つあります。

言い返す=喧嘩じゃない

「言い返す」と聞くと感情的に怒鳴り返すイメージがあるかもしれませんが、

お客さんと喧嘩をするわけではなく、あなたは冷静に事実を伝えることが最も効果的な言い返し方です。

1人で完結しようとしない

お客様は神様という客には1人で対応しようとすると気分だけじゃなく時間も無駄にするだけです。

上司や責任者にも入ってもらって複数で対応することが、自分を守ることにもなります。

また複数で対応することによって、それが証拠にもなります。

カスハラは防止条例などに違反してる。

2024年に東京都でカスタマーハラスメント防止条例が施行されるなど、

カスハラへの社会的な目は年々厳しくなっています。

こういった条例ができること自体、カスハラが年々増えていってる証拠です。

「客の言うことは何でも聞け」という時代は確実に終わりに向かっています。

「お客様は神様」への言い返し方【カスハラ対処レベル別3つの方法】

レベル1:落ち着いた態度で言葉でかわす(その場でできる)

お客様は神様だ!と思っているクレーム客に、

一番シンプルかつ有効な言い返し方は、相手の「勘違い」を静かに指摘することです。

たとえばこんなフレーズが使えます。

「お客様のご不満はしっかり承りました。ただ、〇〇につきましては対応いたしかねます」

「お客様を大切にする気持ちは持っておりますが、ご要望にはお応えできかねる場合もございます」

ポイントは「感情的に否定しない・過剰に謝らない・でも引かない」の3セットです。

あなたが十分な対応をした、もしくはマニュアル通り対応したのに

「すみません、すみません」と弱気になって謝り続けたり、感情を出してしまうと

相手は

謝ったということは俺が合ってるということだな!

と調子に乗って要求や暴言をエスカレートします。

テンプレのように、

お客様は神様だろ!

という言葉を出してきた時には「お客様は神様という言葉は、元々はサービスを提供する側の心構えとして生まれた言葉なんです」と事実をさらっと伝えるのも有効です。知らなかった相手は一瞬止まります。笑

レベル2:上司・会社を盾にする

自分1人で対応しきれないと感じたら、迷わず上司を呼んでください。

「私の判断ではお応えできかねます。上の者に確認いたします」

これで一度その場を切り上げることができ、対応策を考える時間と一緒に考えてもらう時間を確保できます。

大事なのは、カスハラは個人ではなく会社として対応すべき問題だということです。

あなた1人で解決しようとする必要はありません。

それと、基本的にカスハラをしてくる客というのは、

現場の人間はどうせバイトだろ。なんてことを思っています。

もし職場にカスハラ対応のルールがない場合は、上司に「対応マニュアルをつくってほしい」と提案するのもアリです。

あわせて読みたい
無駄な仕事を増やす上司【チェックリスト付き】
上司が頼りにならない・職場の構造に問題がある場合はこちらも参考に。

レベル3:職場ごと変える

カスハラが常態化していて、会社も「我慢しろ」「お客様を怒らせるな」のスタンスから変わらない。

それはあなたの問題ではなく、職場の構造的な問題です。

「言い返し方を学ぶ」よりも、そもそもカスハラが起きない環境・起きても守ってもらえる環境に移ることを考えた方が、長い目で見てあなたのためになります。

私個人の経験談として、比較的価格帯が安い商品を扱っているお店や、安いサービスを提供しているお店の方が

「お客様は神様です!」という客が多いです。

転職は逃げじゃないです。自分を守る選択です。

転職を視野に入れるなら、まずは情報収集から始めるのがおすすめです。今の職場にいながら無料で使えるので、動き始めるハードルは低いです。

まとめ

  • 「お客様は神様」は演者側の心構えとして生まれた言葉で、客が振りかざしていい言葉ではない
  • 言い返すことは自己防衛。感情的に怒鳴り返すのではなく、冷静に事実を伝えることが効果的
  • レベル1(言葉でかわす)→ レベル2(上司を巻き込む)→ レベル3(環境ごと変える)の順で対処する

「お客様は神様だろ!」という言葉をぶつけられても、あなたが折れる必要はないです。

使える手段を使って、自分を守っていきましょう。


【無料で相談できる窓口】
・労働条件相談ほっとライン:0120-811-610(無料・匿名OK)
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